今月23日(木)、24日(金)臨時休診いたします。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
近年は大雨や地震などの災害が多く発生しています。
この機会に、改めて防災について考えてみませんか?
災害への備えというと、防災グッズや避難所の確認を思い浮かべる方も多いと思います。
しかし、実際に避難生活をスムーズにするには、普段からの「しつけ」や「環境づくり」、そして健康状態に合わせた準備もとても大切です。
1. キャリーやクレートに慣れておく
災害時にはペットをキャリーやクレートに入れて移動することが多くなります。
しかし、普段から慣れていないと入るのを嫌がったり、ストレスで体調を崩してしまうことも。
キャリーなどの移動が慣れていない子は、日常の中で短時間から少しずつ慣らし、「安心できる場所」として使えるように練習しておきましょう。
2. 音や人混みに慣れる練習や、模擬避難
避難所ではたくさんの人や他の動物と一緒に過ごすことになります。
突然の環境の変化に耐えられるように、普段から少しずつ「音に慣れる」「他の人や動物と接する」機会を作ることも役立ちます。
さらに「模擬避難」を一度してみることもおすすめです。
実際にキャリーに入れて車に乗せてみる、近所の避難所まで散歩してみるなど、プチ避難訓練を行ってみましょう。
飼い主さん自身も「どう運ぶのが安全か」「どのくらい時間がかかるか」を把握できるため、いざという時に落ち着いて行動できます。
3. 飼い主が不在でも安心できる工夫
災害時、どうしても飼い主が一時的に離れなければならない場面も考えられます。
そんな時に備えて、ペットが一人でも安心して待てるように、においのついたタオルや毛布を用意したり、普段から「待つ」練習をしておくと良いでしょう。
4. 高齢ペット・持病のある子のための防災対策
シニアの子や持病のある子の場合、一般的な防災グッズだけでは不十分なことがあります。
・常備薬や療法食は多めにストックし、すぐ持ち出せるようまとめておく
・かかりつけ病院の診察券やお薬の内容メモを一緒に保管しておく
・持病やアレルギー、注意点などをまとめた「健康カード」を作り、キャリーに貼っておく
これらを準備しておくことで、もし他の人に一時的に世話をお願いすることになっても安心です。
5. 心のケアも忘れずに
避難生活は人間にとってもストレスですが、ペットにとってはさらに大きな負担となります。
お気に入りのおもちゃやおやつを持って行くことは、不安を和らげる助けになります。
「遊び」や「スキンシップ」で心を落ち着かせることも、飼い主にできる大切なケアです。
防災はモノの準備だけでなく、日頃の習慣づくりが大きな力になります。
大切な家族であるペットが少しでも安心して過ごせるように、毎日の暮らしの中でできる工夫を取り入れていきましょう!
2024年9月の記事内でも防災関係に触れておりますので、ぜひご一読下さい。
🎃今月のベストショット🎃
日野市多摩平にお住まいの古島様宅モナカちゃん(ミニチュアシュナウザー 4歳♀)です。
人には懐っこい元気いっぱいのモナカです。
ロープを引っ張り合って遊ぶのが大好きです。
大好物は焼きイモです💟
おイモの匂いがしたら、どこからでもすぐに飛んできます。